出土品

出土品

神社の山林の丘に下照姫命の墓といわれる地がありました。大正4年にそこから多数の出土品が発掘され、経塚であることがわかり、神宮寺時代を証明するとともに伯耆国一ノ宮経塚遺跡に指定されました。埋蔵物や埋蔵状態は平安期の経塚の構造を知るうえで貴重な史跡地です。出土の銅経筒は国宝に指定されており、刻銘があってその中に「東郷御座一宮大明神」の文字と康和5年(1103年)に埋納したことが記されています。出土品は国立博物館に収められています。


国宝 銅経筒(平安時代)

・金銅観音菩薩立像

・その他仏像、銅鏡、銅銭など